用途地域
0:00
オープニング
0:03
こんにちは! Homey若杉です。
0:06
若杉店長、不動産用語を教えてください!
0:10
はい、今回はなにが分からないでしょうか?
0:12
用途地域です!
0:14
はい、用途地域ですね。
なかなか聞きなれない言葉だと思うんですけども、市街地を形成していく上で計画的に街並みを作っていこうということになるんですけども。13の地域に分けたエリアのことをいいます。
0:31
この13のエリアなんですけれども大きく3つに分かれていまして、住居系が8エリア、商業系がが2エリア、工業系が3エリアというかたちで全部で13種類となっています。
その地域ごとに全部混在して建ててしまうと、かたやビルが建っていてすぐ隣に工場があって、その隣に住宅があってと支離滅裂みたいな状態になってしまうので、そのエリアエリアによってある程度抑制していっている感じですね。
1:08
工業のほうは準工業と言われる、町中でもたまに出てくるような工場・町工場的なレベルから、工場街というか専用地域みたいなところまで出てくるので、工業地帯ですね、みたいなところまであるので。
なかなかそういうところは一般的には見ることもないとは思うんですけれども。
1:34
あと商業に関しては分かりやすく言うと、大きい駅とかの近くですと商業地域、その周りが準商業地域みたいなかたちで地域を2つに分けている、と。
1:45
一番多い住居系というのが8地域ぐらいに分かれているので、ある程度いろいろな住宅街ですね、2階建ての街並みを重視したようなエリアになるような第一種中高層住居専用地域のようなところもあれば、ある程度中高層の住居が建てられるような中高層専用的な地域というふうに指定されているものもあったりするので。
そういうふうなものをいろいろと地域を分けて住宅を形成するというようなかたちの意味合いで作っているものになりますね。
2:17
私たちが家を買おうとすると、住居専用地域、住居系ということだけが分かればいい感じなんですね?
2:26
そうですね、だいたい一般的な住宅の場合はほとんどが住居系になります。戸建ての場合ですね。
ただ、マンションとかを買われる場合ですと駅に近かったりとなってくると商業地域とかいうものになってくるので、またちょっと意味合いは違ってくるのかなというところがありますけども。
2:42
なのでその地域によって町並みも当然変わりますので、選んだ、住みやすそうかなと思っている地域がどういう用途になっているのか、その用途が分かると大体どういう町並みになってくるのかというのは大体のイメージがついてくるようになると思うので、そういうところも不動産を選ぶうえでは大事になってくるのかなと思います。
3:01
土地を買う時だけ気にすれば良いですか?
もう出来ている家って関係ない感じがしますよね? マンションもそうですけど。
3:06
そうですね、商業地域のマンションとかですと建て替えとかも決議がないと建て替えできなかったりとかするので、建て替えるっていうのは現実的な話じゃないと思うのであまり気にしなくていいのかなという気がしますけども。
3:20
一般住宅の場合ですと、将来建て替えの場合ですとかそういうこともあるので、用途でどういうふうな制限がかかっているのかとか、どういうものが建てられるのかということは一応把握して不動産を買われた方がいいのかなというふうに思います。
3:35
資産性に影響があるのですか?
3:38
当然、資産性にも関わってきます。
固定資産税って聞いたことあると思うんですけども、活用しやすい色んなものが建てやすい土地の方が固定資産税は高くなります。
3:53
なので例えば住居系よりも商業系のほうが当然高くなりますし、いろんなビルですとか、極端な話を言えば一般住宅も建てられるしビルも建てられるし、と。
その土地にとっては活用がいろいろしやすいのでそういうものは当然固定資産税は高くなりますし、そういう資産性というか固定資産税という部分でも違いが出てきますし、当然建てられるものの同じ面積でも建てられる用が違えば評価も変わってきますので、そういうところでも土地のお値段は変わってきます。
4:25
なるほど、じゃあ固定資産税あんまり払いたくないと思って、土地が商業の用途地域だった場合はちょっと考えないと固定資産税が上がってしまいますね?
4:37
当然、そういう風にはなってくると思います。
4:40
分かりました。
若杉店長、ありがとうございました!
4:44
ありがとうございました!
またよろしくお願いいたします!